クロも歩けば棒にあたる

老犬クロの介護日記、そして、天国へ旅立ったクロへ。

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火葬したクロが、お骨になってかえってきました。

クロが散歩に出ると、急に雨が降ることがよくありました。
クロは雨男なのでしょう。旅立つときも雨でした。

クロ、いっぱいいっぱいありがとう。

今までは、仕事で嫌なことがあったり、疲れていても、
家に帰ったらクロが待っている、と思うと、足取りが軽くなりました。

ここ3年程、大殺界というのか、ちょっとした災難やつらい事が続きましたが、
クロは今までたくさん支えてくれました。
大きな支えが無くなって、これから、どうしよう…とばかり考えます。

庭を探してもクロは居ません。
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ガレージの隙間から、張り込みをすることもありません。
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玄関でドアを開けるとき、クロにあたる事もありません。
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食卓についてもクロは来ません。
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隣の部屋のお布団ももうありません。
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ごはんだって、クロの分だけ余ります。
なにもかもが、寂しくて仕方ありません。

これからが本当の介護生活だったのに、もっともっと困らせてほしかったのに…。

いつもそこにいるクロ、それがどれだけ幸せなことだったか
一日一日を大切にしてきたつもりでしたが、最後の最後で慌しいお別れになってしまいました。

将来、虹の橋で、クロと待ち合わせをしていますが、
父も母もクロと待ち合わせをしているかもしれないので、クロは大忙しです。

ブログに書きたいことはまだまだありますが、クロが亡くなった今、
しばらくはクロのことを思い出して辛くなるので、ちょっとお休みします。

しばらくしたら、クロのことを忘れないよう、思い出話をつづって、
勝手にほそぼそと続けるかもしれません。

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クロのブログは、私の生活の励みになっていましたが、とりあえず、一区切りです。
今までクロのブログに訪問してくださって、ありがとうございました。
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きっと、最期に無理をさせてしまいました。

薄れていく意識の中で、
最期にクロの目にうつったものが、病院の診察室だなんて…。

せめて見慣れた部屋の中で、聞きなれた声の中で送ってあげたかったです。

10日ぶりに会ったクロとの4日間は、
夜中も1時間おきに起きてクロの顔を見に行き、水を少し飲ませ、
痛がる足のむくみを解消するために、そっとマッサージをし、
熱を下げるために、こまめに氷枕や保冷剤を交換する、という日々でした。

クロと一緒に居られることが嬉しくて、とても充実していました。

亡くなる2日前までは、 「お手は? トントンは?」 と言うと、反応して少し前足を浮かせたり、
水分を口元に持っていくと、噛まれそうなくらい口を動かしました。
ほんの少しでしたが、私があげたごはんを食べてくれました。

土曜日、寝ていたクロが、「わん、…わん。」 と、何度か鳴きましたが、
何をして欲しいのかわからず、ただただ耳元で、
「クーロ、よーし、よし、よし。だいじょうぶ。」 と呼びかけました。

あの時クロは何を伝えたかったのか…、足が痛かったのか、苦しかったのか…、
そしてたまに、キョトンと目を開けて壁を見つめ、何を考えていたのでしょうか…。

土曜日までは水をやるとガブガブ飲んでいたのに、
日曜日は、目はうつろで、水を口に入れてやってもしばらく気づかず、
3回流し込んでやっと反応して口を動かす状態でした。

流動食をやっても2、3時間後に吐き出し、そのたびに私たちは落胆し、
クロの体力が消耗してしまうことを怖れました。
水分だけで不安でも、もう少し、家でがんばってみるべきだったのか…。

他にも出来ることはなかったのか…。
きっと、どの道を選んでも後悔していたでしょう。

クロはもう動かないのに、足の傷跡からは、一晩たっても血膿がポタポタと流れ出し、
お尻からは、かろうじて残っていたうんちが まだ出ます。

元気な時は、パッツン パッツン で、窮屈そうだったお洋服も、
今は着こなせるほど痩せていました。

kuro116.jpg  kuro121.jpg(以前のクロ)

痛々しい部分を隠してやり、「クロ、かっこいいよ。」

こうしてクロの傍らでブログを書きながらも、ふと、
「クロはどうしてるかな?」と見てしまうのです。
別れは突然きました。

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点滴が合わなかったのか、もう体力的に限界だったのか、
病院にあずけて、家に帰ったらすぐ 「呼吸が止まった。」 と電話がありました。

すぐにかけつけましたが、もうクロは動きませんでした。
熱っぽかった身体はまだあたたかく、ただ寝ているように見えました。

7時に迎えに行くまで不安でいっぱいだったのですが、
足の傷口も開いて血膿が出続けていましたし、
食べたものを吐いてしまうという状態が続いたので、
わらをもすがる思いで病院へ連れて行きました。

クロが安心して暮らせる場所でありたいと思って、
ずっとずっと、一緒に居たのに、最後の最後で離れてしまって、
こんなことなら、辛そうに見えてもそのまま家においておけば良かったと、後悔ばかりです。

クロは亡くなって、どんどんかたく、冷たくなっていくのに、
まだ眠っているだけのようで、信じられません。

駆けつけてくれた兄が、持って来てくれたお花を飾って、
クロが好きだったごはんをお供えしてみても、

さようならを言う覚悟がまだ出来ていません。
私たちの心に、ぽっかりと大きな穴が開いてしまいました。
クロがかなり衰弱しています…。

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クロの日記に、と思ってはじめたブログですが、
クロが衰弱して、更新するのが辛くなってきました。

三日間ごはんを食べていないので、流動食をもらいましたが、
食べても数時間後には全部吐いてしまいます。

流動食でもだめなので、もっとスープ状の栄養を買いに行き、
数滴ずつ舐めさすように、時間をあけて飲ませています。

それでも半分は口から漏れますし、水をやるのも一苦労です。

足からはまだ、血膿が出ますし、片方の床ずれも痛々しく、
お腹が空いていても吐いてしまい、痙攣もおこります。

それでもクロは頑張っています。

まだまだ、書きたいことがあるので、
クロにはもうひと頑張りしてもらいたいのですが、
クロには辛いだけかもしれません。

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とりあえず、昼から点滴をお願いすることにしました。
疲れさせるだけかもしれません。
でも、少しは楽になるかもしれません。
夜になったら迎えに行って、また今後の治療のことを考えます。

自分が、クロが居ない生活が考えられないからといって、
クロに 「頑張れ! 頑張れ!」 とは言えません。

ただ、できれば、一日でも長く、一緒に居たいのです。

いろんな覚悟をしなくては…と思いますが、怖くて仕方がありません。

今日は、ありがとうのお話です。

私は10日ほど、入院していたのですが、
入院した翌日に、クロは寝たきりになってしまいました。

クロの介護を両親に任せ、私にできることといえば、
これからの介護生活に必要なものを考えるのみ…。

私のお友達が、広島で身体障害者・高齢者用衣料の製造、販売を
されている会社に勤めており、クロの床ずれについて相談してみました。

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彼女(Cちゃん)は、ふむふむ、とクロの体重やサイズ等を確認し、
対策を練ってくれました。

Cちゃんは、まだ生後4ヶ月の赤ちゃんがいるママさんですが、
私がメールをした翌日にはもう、クロ用の床ずれ防止マットを製作し、

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宅配業者さんに持ち込んでくれたそうです。

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介護用品の必要性をわかっているからこそのスピード対応、
その会社で仕事をしているCちゃんならではの、もの作りに対する思いを感じました。

私が相談して二日後の昼前に、
母から 「Cちゃんから宅配便がきたよ。」 とメールがありました。

荷物を開けてみてもらうと、
クロ用の床ずれ防止マットと、枕、予備のマットが入っていたので、
早速クロのために使わせてもらいました。

クロは最近、自分で頭を起こすことができなくなっていましたが、
この日(8月26日)は庭にお見舞いに来たハトを見る為に、
なんと、自分で頭を上げて外を見たのです!

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父が画像を送ってくれました。
(お漏らしして汚してはいけないので…、と、とりあえず、ビニールシートを敷いてます。)

このマットの効果が早速あらわれたのか分かりませんが、
これはきっと、Cちゃんの気持ちがクロに届いたのだろうと思います。

私が病院のベッドの上で、どうすることも出来ない時に、
およそ350km離れたところにいるCちゃんからの贈り物は、
私たち家族にはとてもありがたく、そしてとても心温まるものでした。

今、クロは前から出来ていた床ずれに悩んでいますが、
不思議と片方の面はまだ床ずれが出来ずに済んでいます。

ここ数日のクロの衰えに動揺して、退院してからまだちゃんとお礼を言えてませんが、
この場を借りて…

 「Cちゃんありがとう。」


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